2024年7月14日（日）に開催された「こおりやまサマーナイトマルシェ2024」において、郡山支部として参画、小学生親子を対象とした人気のワークショップイベント「お菓子の家づくり」を行いました。

なお、「こおりやまサマーナイトマルシェ2024」はお子様から大人の方まで楽しめるワークショップの開催、郡山市内や周辺市町村からキッチンカーや飲食店が集まる、郡山の“食”や“文化”を夏の夜に楽しむイベントで、郡山市が主催、郡山市地域おこし協力隊が企画運営し、今回で2回目の開催となりました。

郡山支部が参画したワークショップイベント「お菓子の家づくり」は、親子で楽しみながら家づくりや街づくりへの興味を持ってもらい、自由な発想と創造力のある子どもたちを育てることを目的とする地域貢献活動として定期開催しており、郡山支部会員の建築士がスタッフとして参加しました。

当日は親子合わせて14組（子供23名・大人22名）が参加し、お菓子の家づくりにチャレンジしました。実施行程も、ただ作るだけでなく、図面の作成から、建築士による図面のチェック、完了検査にまで及び、本物の建築過程と同等の本格的なものとなっています。

まず、お菓子の家をどんな家にするのかを考えて、設計図を作るところからスタートしました。子供たちは当会の建築士のアドバイスを受けながら、思い思いに設計図を描きました。

設計図を描き上げれば、確認申請に進みます。役所担当から確認印が設計図に押されると、子どもたちはいよいよ家づくりを進みます。

お菓子の家の作り方の手順書を参考に、親子で協力して設計図を見ながらお菓子の家を組み立てていきました。

家が完成すると、役所担当が設計図面と実際のお菓子の家を見比べて完了検査を行い、問題がなければ完了印が押され、完了検査終了となります。

最後に「お菓子の家建築士免許証明書」を小さな建築士たちに交付して終了となりました。

今回のイベントは、建築士および建築に係る仕事について参加した皆様に理解を深めていただき、建築士をもっと身近な存在として捉えていただくとともに、自由な発想で作る事の楽しさや構造を考えながら立体的につくる事で豊かな想像力を育んでほしいと言う思いを込めて開催しました。

今後とも建築士会として継続的に地域活性化への貢献を進めていきたいと思います。