10月の基礎研修会に続き、12月9日に郡山市で開催された「災害ケースマネジメント実践型研修会」に、建築士会郡山支部から2名が参加しました。

今回の研修会では、基礎編で学んだ内容をふまえ、より実践に近い形で災害ケースマネジメントの流れを体験しました。前半は、鳥取県災害福祉支援センターの白鳥孝太氏による、被災者への接し方や効果的なアウトリーチ方法に関する講義が行われ、具体的な支援の進め方について学びました。

後半は、6名程度のグループに分かれてのロールプレイングやケース検討を実施。被災者モデルへの聞き取りを想定したアウトリーチや、支援方針を検討するケース会議を体験しました。福祉・防災・建築など多様な専門分野の参加者と意見を交わせたことで、災害時における連携の重要性を改めて感じる機会となりました。

基礎研修会に続けての参加により、災害ケースマネジメントの理解がより深まり、今後の実践に向けた学びの多い研修となりました。